マルチモーダルAI

まるちもーだるえーあい
自然言語処理

意味・定義

テキスト、画像、音声、動画など、複数のモダリティ(情報の種類)を統合的に処理できるAI技術。

解説

マルチモーダルAIは、テキスト、画像、音声、動画など、複数の種類のデータを同時に理解・生成できるAIです。人間が五感を使って世界を理解するように、AIも複数の情報源を統合して処理します。 従来のAIは、テキスト専用、画像専用と、1つのモダリティ(情報の種類)しか扱えませんでした。マルチモーダルAIは、例えば画像を見てその内容を説明したり、テキストの指示から画像を生成したり、音声を聞いて文字起こしと同時に感情を分析したりできます。 GPT-4V(Vision)、Gemini、Claude 3などの最新モデルは、マルチモーダル機能を持っています。画像をアップロードして「この料理のレシピを教えて」と聞いたり、グラフを見せて「このデータの傾向を分析して」と依頼したりできます。 マルチモーダルAIの応用範囲は広大です。医療画像診断、自動運転、ロボット制御、教育支援、アクセシビリティ向上など、様々な分野で活用が進んでいます。

使い方・例文

  • "医療分野では、マルチモーダルAIがX線画像、CT画像、患者の症状記録、過去の診療履歴を統合して分析し、診断を支援します。画像だけ、テキストだけでは見逃す可能性のある病変も、複数の情報を組み合わせることで検出精度が向上します。 教育では、学生が手書きで解いた数学の問題をスマホで撮影すると、AIが答案を読み取り、間違いを指摘し、解説を提供します。また、料理アプリでは、冷蔵庫の中身を撮影すると、AIが食材を認識し、それらを使ったレシピを提案してくれます。"

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